*本会の会員は会則により以下のようになっております。
『この会の会員は次の①、②をともに満たすものとする
① 卒業後 3 年目以上、10 年目以内の医師、もしくは家庭医療後期研修プログラム開始後8 年以内の医師であること。
② 日本プライマリ・ケア連合学会員であること。』

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2015年5月5日火曜日

表題翻訳プロジェクト 雑誌名:American family physician 2015年1月1日号 (翻訳者 佐々木隆徳)

海外家庭医療雑誌/ 表題翻訳プロジェクト副代表&投稿担当の
廣瀬英生(県北西部地域医療センター国保和良診療所)と申します。
マルチポストにて失礼します
尚、本内容は、プライマリケアに関わる筆者の個人的な見解が含まれており、
詳細に関しては原著に当たることを推奨いたします。

雑誌名:American family physician 2015年1月1日号 (翻訳者 佐々木隆徳

Articles
◎英語題名:Surveillance of the Adult Cancer Survivor
◎翻訳題名:成人のがんサバイバーに関するサーベイランス
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591198
◎一言コメント:がんスクリーニングの増加,がん治療の向上などによって,がんサバイバーの数は増え,複数の並存疾患をもつ高齢者も多い.がんサバイバーは癌の再発,治療副作用などの疾患に関する問題や,ライフスタイルなど心理社会的な影響も抱えている.がん自体のフォローアップを専門医が行っていることはあるものの,併存疾患や新規発症の予防,心理社会的な問題などについては家庭医が担っていることが多い.本文では代表的な悪性腫瘍(乳癌,前立腺癌,大腸癌,メラノーマ,非ホジキンリンパ腫,急性骨髄性白血病,急性リンパ性白血病,ホジキンリンパ腫)について,フォローアップの方法,留意事項が記載されている.
 
◎英語題名:Recognition and Management of Motor Delay and Muscle Weakness in Children
◎翻訳題名:動作遅延や筋力低下を伴う小児の早期発見とマネジメント
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591199
◎一言コメント:神経筋疾患は頻度の低い病気のため,発症から診断までに数年掛かることがある.早期診断することで、病勢進行を遅らせたり,本人や家族の心理的・経済的負担を軽減させるなど様々な有益性がある.早期発見するためには,子どもの様子について保護者が気になっていることを聞き出すことまた年齢に応じて運動機能が発達しているか確認することである.本文では保護者が気づく初期症状の例,末梢神経と中枢神経疾患の臨床所見の違い,年齢に応じた運動機能の評価方法,マネジメントフローなどが記載されている.
 
◎英語題名:Initial Evaluation, Diagnosis, and Treatment of Anorexia Nervosa and Bulimia Nervosa
◎翻訳題名:神経性食思不振症と神経性大食症の初期評価,診断および治療
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591200
◎一言コメント:神経性食思不振症と神経性大食症は思春期の女性に多くみられる精神疾患である.プライマリ・ケア環境で遭遇することは珍しくなく,また危機的状況に陥ることもあるため,対応方法を身につける必要がある.本文ではDSM-5分類に基づいた診断基準,臨床所見,入院適応,治療方法について記載されている.

●Keeping up to date 
◎英語題名:Vitamin, Mineral, and Multivitamin Supplements forthe Primary Prevention of Cardiovascular Disease andCancer: Recommendation Statement
◎翻訳題名:サプリメント(ビタミン,ミネラル)と心血管疾患や悪性腫瘍の一次予防に関するUSPSTFからの勧
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591204
◎一言コメント:現時点では,心血管疾患や悪性腫瘍の一次予防として,特定のビタミンやマルチビタミン,ミネラルの摂取について,推奨できるだけの充分なエビデンスは得られていない.またビタミンEやβカロチンの摂取は有益性が示されていないため,推奨しない.

◎英語題名:AAFP Releases Position Paper on Breastfeeding
◎翻訳題名:母乳育児に関するAAFPの公式見解
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591202
◎一言コメント:母乳育児を少なくとも生後6ヶ月以上続けると,小児および母親に対して疾患リスクの低減が示唆されている.そのため少なくとも生後6ヶ月以上,その後も食事と組み合わせながら生後1歳まで続けることをAAFPは推奨している.母乳育児の医学的利点,家庭医のとるべきスタンス,母乳育児が禁忌となるケースについて本文では記されている


【参加メンバー】
飯島 研史:群馬家 庭医療学センター
泉 京子:勤医協月寒 ファミリークリニック
内堀 有善:阪南市民病院
北本  晋一:亀田ファミリークリニック館山
今藤 誠俊:日生協家庭医療学レジデンシー・東京 根津診療所
佐々木 隆徳:坂総合病院
佐々木 隆史:京都家庭医療学センター 医療生協 こうせい駅前 診療所
武田  仁: 喜多方市地域・家庭医療センター
玉井 杏奈:ハワイ大学老年内科
成島 仁人:北海道家庭医療学センター
廣瀬 英生:県北西部地域医療センター 国保和良診療所
本郷 舞依:福井大学医学部附属病院救急部総合診療部
松口 崇央:飯塚・頴田家庭医療プログラム
吉田 伸:飯塚穎田家庭医療プログラム
渡邉 力也:福知山市民病院

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