ジェネラリスト80大学行脚プロジェクトスタッフの杉谷です。
10月17日(土)に大分大学で開催された勉強会の報告を頂きましたので紹介します!!
報告書を作ってくださった荒木さん、有難うございました!
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「第5回 大分家庭医療ワークショップ」
【日時】2015年10月17日(土) 13:00~18:00
【場所】大分大学医学部看護学科棟2階
【講師】
宮崎 英士 大分大学医学部附属地域医療学センター 教授
塩田 星児 大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科
江口 幸士郎 唐津市民病院きたはた
石井 稔浩 大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科
平山 匡史 大分大学医学部附属病院家庭医療プログラム
江口 智子 清風会 岡山家庭医療センター
堀之内 登 大分大学医学部附属病院家庭医療プログラム
宇都宮 理恵 大分大学医学部附属病院家庭医療プログラム
石原 あやか 大分大学医学部附属病院家庭医療プログラム
岡江 晃児 大分医療センター ソーシャルワーカー
中桶 了太 長崎大学病院へき地病院再生支援・教育機構
岡崎 友里 浜松医療センター産婦人科専攻医 菊川市家庭医療センター家庭医
伏谷 麻友 家庭医療看護師コース卒業生
藤谷 直明 大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科
【参加人数】33名(医学生20名、医療系学生3名、その他10名(社会人:鍼灸師や看護師等))
【主催】大分大学医学部プライマリ・ケア勉強(OMPS)
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
13:00~13:15 イントロ
13:15~13:30 アイスブレイク
13:30~14:30 ワークショップ①
「こんなときどうする?患者さんとのギャップを埋めるには」
14:45~16:30 ワークショップ②
「体験!多職種での意思決定!~在宅?病院?あなたのチームはどっちを選ぶ?~」
16:45~17:30 おまけセッション
「家庭医の症例集」「後期研修を終えて」
17:30~18:00 アウトロ、写真撮影
ワークショップ①では、患者さんが望む医療と医師の治療方針にギャップが生じた場合に互いにどう歩み寄るのかをロールプレイを通して学んだ。
患者さんと医師の医学知識量の差を乗り越えて「共通の理解基盤」を作ることの難しさと大切さを感じた。
ワークショップ②では、模擬多職種カンファレンスを行い、患者さんにとって在宅と入院のどちらがよいかを考えた。
どのチームも意見がまとまらず、多職種連携の難しさを体感した。同時に、患者さんの望みや生活について多職種が連携しなければ見えてこないものが多くあることも分かった。
さらに、多職種を構成するプロの話を聞くことができ、どんな仕事をしているのか知ることができたのがよかった。
おまけセッションでは、家庭医の役割について理解を深めることができた。
全体としては、時間が押したためスケジュールに余裕を作っておけばよかった。
企画内容は、多職種連携などについて参加者が主体的に体感できるという斬新なものであり、とてもよかった。
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