こんにちは。
先日の夏期セミナーにおいて行われた国際キャリア支援委員会主催の「国際交流セッション」のご報告を頂きました。写真と共に共有させて頂きます。
幅広い視野を持って活躍する家庭医を目指す学生が増えてくれたらと願います。
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家庭医療学夏期セミナー国際交流セッションの報告
只見町国保朝日診療所
森 冬人
第29回家庭医療学夏期セミナーにて、昨年も好評だったJPCA(日本プライマリ・ケア連合学会)国際キャリア支援委員会主催の国際交流セッションを開催しました。日韓、日英交換留学経験者を中心とした講師と、27名の学生が参加し、韓国と英国のプライマリ・ケアについて学び、日本の医療制度について議論をしました。
日本ではまだ知名度の低い家庭医ですが、韓国では医師のキャリアとして確立し、国民にも広く認知されてきたことは、学生には驚きだったようです。また、英国のプライマリ・ケアについて交換留学経験者からの発表と英国家庭医からのビデオメッセージを用いて学びました。学生の頃から家庭医療の実習が長期間あること、ナースプラクティショナーの仕事の内容など、医学生だけではなく看護学生にも興味を持ってもらえました。英国家庭医から、家庭医としての仕事のやりがいや面白さを伝えられたことも印象的でした。さらにJPCAやWONCA(世界家庭医機構)が実施している国際交流の取り組みについても紹介しました。